文鉄・お札とコインの資料館

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太平洋戦争(大東亜戦争) (南方開発金庫)は100ルピア券


太平洋戦争(大東亜戦争)勃発後、大日本帝国は資源確保のため当時日本領であった台湾やパラオなどの南洋諸島では足りず、東南アジアやオセアニア近くまで戦線を拡大しました。それにより一律に通貨および経済を扱うことが難しくなり、各地域の通貨単位およびふさわしい図柄をとりいれた軍票を発行しました。この軍票は主にオランダ領インドシナ方面に使用されました。グルテンからルピアに貨幣単位が変更になったのは、オランダ統治の面影を消すことと、貨幣単位を変更することでインフレーションを隠す目的があったと言われています。なお、当時は制空権、制海権ともに連合国側に移っており、この券は現地で製造されました。

基本データ

発行
1944/--/--
大きさ
170 mm x 82 mm
有無効
無効
ルーラーの表示
おもて

うら
おもての図柄
ジャワ舞踊


うらの図柄
ボロブドゥール遺跡





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