文鉄・お札とコインの資料館

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1銭銅貨


日本で「円」を通貨として使用するということを定めた「新貨条例」にて定められた本位金貨の補助貨幣として作られたものがこの1銭銅貨です。しかし銅貨を作る技術が乏しく、金貨や銀貨が造幣され市中流通開始されたあともしばらくまたなければなりませんでした。同時期の貨幣には1厘銅貨半銭銅貨2銭銅貨5銭銀貨10銭銀貨20銭銀貨50銭銀貨などがあります。なお、銭および厘単位の貨幣は材質にかかわらずすべて補助貨幣です。

基本データ

(竜1銭銅貨)
発行
1873/--/--〜1888/--/--
大きさ
27.87 mm
刻み
なし
形状
円形
重さ
7.13 g
素材
銅 98%、錫 1%、亜鉛 1%
有無効
無効
表図柄
裏図柄
「一銭」
ただし、1875年までは表うらの呼称が逆
ルーラーの表示
おもて


うら


企画展 「円」その歴史と日本社会のあゆみ





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