50銭銀貨
本位制の時に補助貨幣として発行されました。同時期の貨幣には1厘銅貨、半銭銅貨、1銭銅貨、2銭銅貨、5銭銀貨、10銭銀貨、20銭銀貨などがあります。しかしながら第一次世界大戦中の銀の高騰により大正50銭政府紙幣が発行され、その後銀の配合率を低くしたこの鳳凰50銭銀貨が発行されました。その後しばらく発行されていたものの再び日中戦争という戦争が理由により銀貨は姿を消す事になります。その後昭和32年より発行された鳳凰100円銀貨はどことなく前述のこの50銭銀貨を彷彿とさせます。
基本データ
発行
1922/--/--〜1938/--/--
大きさ
23.5 mm
刻み
あり
形状
円形
重さ
4.95 g
素材
銀 72%、銅 28%
有無効
無効
表図柄
「五十銭」、鳳凰
裏図柄
旭日
ルーラーの表示
うら