1円券
1942年に日本銀行法が改正され、名実共に管理通貨制度に移行しました。このことからかつて「日本銀行兌換券」などであったタイトルは今日でも見る「日本銀行券」に変更されます。このころから銀行券の質の低下が顕著に現れます。1円券は我が国の通貨の基本的な単位であることから、失効せず現在も有効です。この紙幣は武内宿禰が中央に描かれていることから「中央武内1円」とも呼ばれています。
基本データ
(記番号あり)発行
1943/12/15
大きさ
142 mm x 81 mm
有無効
有効
ルーラーの表示
うら
おもての肖像
武内宿禰
武内宿禰
日本神話上の人物で成務、仲哀、応神、仁徳の4代の天皇につき、300年近く生きたといわれる
うらの図柄
宇部神社