大韓民国
대한민국 / Republic of Korea / ROK
●韓国銀行券 (1950年〜)
1962年の通貨刷新時より一部の額面をのぞき、韓国銀行券はハングルのアイウエオにあたる「カナダラマバサ(가나다라마바사)...」で区別されています。韓国銀行券ではその時のシリーズに合わせず、額面の改刷ごとに名前を設定します。日本銀行券で例えるのであれば2000年発行のD2000円券を「A2000円」と名付けてる。といったところでしょうか。
●現在発行されている紙幣(2006年〜)
2006年より順次発行されました。従来の日本銀行券風のデザインが大きく変わり、現代的になったとともに偽造防止技術がふんだんに取り込まれました。サイズも従来に比べ大幅に小さくなり、額面が大きく表記されるようになり、色使いも鮮やかになりました。
額面 :
肖像 :
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●現在発行されていないが有効な紙幣
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10チョン券(1962年発行) 50チョン券(1962年発行) ナ10ウォン券(1962年発行) ナ100ウォン券(1962年発行) ナ500ウォン券(1966年発行) ダ100ウォン券(1965年発行) ダ500ウォン券(1973年発行) カ1000ウォン券(1975年発行) ナ1000ウォン券(1983年発行) ダ5000ウォン券(1983年発行) ダ10000ウォン券(1983年発行) ラ10000ウォン券(1994年発行)
図柄および肖像 :
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●記念紙幣
2019年05月現在、韓国銀行が発行した記念紙幣は1券種のみとなっています。
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●現在無効な紙幣
韓国は朝鮮戦争やインフレによる通貨危機が数度あり、1945年の日本統治終了から朝鮮銀行円→韓国銀行旧ウォン→韓国銀行ファン→韓国銀行新ウォン(現行)と切り替わってきました。このため、現行のウォン以外の単位の紙幣がすべて失効しています。
額面 :
図柄および肖像 :
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●朝鮮銀行券 (1945年〜1950年)
1945年以前(日本統治時代)は旧外地通貨をご覧ください。
1945年日本の太平洋戦争(大東亜戦争)敗戦により朝鮮半島は日本から連合国統治に変わりました。戦後(光復後)もしばらくの間は日本時代の様式がそのまま用いられ「日本銀行券に兌換する」文言や桐花が描かれているものがあります。しかし1946年秋頃以降に発行されたものでは日本銀行券に兌換する文言や桐花は削除されました。
1948年に大韓民国が建国された後も発券銀行として朝鮮銀行券を発行していましたが、1950年に韓国銀行が設立され、日本統治時代から米国軍政期時代、大韓民国として激動の歩みを続けた朝鮮銀行は発券銀行としての役目を終え、朝鮮銀行券も役目を終えることとなりました。
●戦後(光復後)発行された紙幣 (1945年09月〜1947年発行)
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●大韓民国建国後発行された紙幣 (1949年〜1950年ごろ発行)
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●貨幣
[掲載している紙幣・貨幣について]
韓国では貨幣も韓国銀行が発行し、命名規則は韓国銀行券同様です。1982年のカ500ウォン白銅貨登場に伴い1982年〜1983年にかけてすべての貨幣が改められました。現在では貨幣価値の変化に伴い1ウォン、5ウォンはミントセットなどをのぞきほぼ流通しておらず、一般取引では10ウォン単位に切り上げ、もしくは切り捨てが行われています。
●現在発行されている貨幣
額面 :
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●現在発行されていないが有効な貨幣
額面 :
ナ1ウォン アルミニウム貨(1968年発行) カ5ウォン 黄銅貨(1966年発行) ナ10ウォン 黄銅貨(1970年発行) ダ10ウォン 黄銅貨(1983年発行) カ50ウォン ニッケル黄銅貨(1972年発行) カ100ウォン 白銅貨(1970年発行)
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