文鉄・お札とコインの資料館

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企画展アーカイブ 2のつくお金とその世界


※おことわり:このページに記載の内容は2020/07/06現在のものです。以降の誤記等の修正により必ずしも常設展ページの記載と一致しないことがあります。また、ここに掲載の貨幣は一例であり、前述時点で収集した貨幣を表示しています。



この企画展の対象年齢は小学校3年生以上としています。



プロローグ - お金の数字って


みなさんはお金の数字と聞いてどんなものを思い浮かべますか?10だったり100だったり500だったり、中には10000という人もいるでしょう。思い浮かべたお金の数字、どんな数字から始まっていますか?多くの場合1か5からはじまってますよね。日本で現在発行されているお金の中で1か5の数字から始まっていない数字のお金があるのを知っていますか?

1,000円券と5,000円券の間にもう1枚紙幣があります。みなさんは2,000円券をみたことがありますか?

    ●日本の2のつくお金


    2,000円券(おもて) :
    2,000円券(うら) :
2,000円券は今から20年前の2000/07/19に発行されました。当時は現在ほどキャッシュレス社会ではなく、1000円券(当時)の流通枚数があまりにも高く負担となっていること、西暦2000年であること、諸外国で2や20と言った数字の紙幣が広く流通していることから、久しぶりの新額面の紙幣として登場し、当時沖縄県でサミット(第26回主要国首脳会議)が開催されたことにちなみ、沖縄県那覇市の首里城にある守礼門が図柄として用いられました。

首里城守礼門 :

しかし流通枚数はそれほど増えず、市中ではほとんど見ない日々が続きますが、今でも立派な日本の紙幣で、当然お店などでも使うことができます。みなさんもお店のレジや駅の自動券売機で2000と書かれているのを見たことがあるのではないでしょうか。

阪急大阪梅田駅の券売機 :

現在の日本で2から始まる数字のお金は2,000円券だけですが、過去には2銭(0.02円)、20銭(0.2円)、2円、20円、200円と言った紙幣や貨幣が発行されていました。

これらの貨幣は紙幣は他の額面と比較すると流通量はほとんどが低調で、途中で製造が打ち切られることとなり、現在では20円貨幣や200円貨幣などは発行されていません。

世界の2のつくお金


日本ではラインナップが少ない2のつくお金ですが、世界ではどうなのでしょう。国や地域によって50や100と言った単位のお金よりも2や20などの単位のお金の方がたくさん流通している国や地域もあります。ここには一例として現在有効な紙幣と貨幣を掲載します。国や地域によっては複数の機関から同じ額面の紙幣や貨幣が発行されていることもあり、そういったところは代表的なものが発行したもののみを掲載しています。
ここでの国の順番は原則ISO 4217に規定された通貨コード(日本であれば"JPY")のアルファベット順です。国名は一部を省略している場合があります。


1や2、5以外の数字のお金もある!?


日本をはじめ多くの国では1や2、5、10や20、50などの数字の紙幣や貨幣が発行されています。しかし、中にはそれ以外の数字の紙幣や貨幣が過去に発行されていたり、現在発行されていることを知っていますか?

エピローグ - 2のつくお金とその世界


現代の日本では影の薄い2のつくお金ですが、世界に目を向ければそれぞれの国や文化の中で人々の生活を力強く支えています。また、文化や習慣によって1や2、5以外の数字のお金を発行する国もありました。お金の数字から文化や習慣を探ることができます。

キャッシュレス社会となった今、私自身は現金を持ち歩くことはほぼなくなりましたが、それでも現金を持ち歩く際は私自身の生い立ちから2000円券を指定するほど2の数字が習慣づきました。習慣ひとつで額面ごとの流通量は変わっていくと思っています。私と2000円券についてはコラムにて掲載しております




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