明治通宝20銭券
明治維新の通貨制度改革により貨幣は明治3年より新貨幣の造幣および流通が開始されましたが、紙幣に至っては政府発行のもの、地方(府県)発行のもの、為替会社発行のもの、江戸時代の藩札など多種多様な、紙幣が使用されていました。これらの紙幣は雑多なものもあり、偽造しやすく、偽造が横行していました。そこで政府は明治維新の新時代にふさわしく、旧紙幣を整理し、偽造が難しく、精巧な紙幣を発行することにしました。これはドイツで作られ、のちに日本に技術が移転されます。
基本データ
発行
1872/02/15〜1899/06/30
大きさ
53 mm x 87 mm
有無効
無効
うら