5円黄銅貨
黄銅は戦争中日本陸軍が軍用機に使用した材質で、戦争が終わり大量に黄銅が余ったため、戦争終了後まもなくの貨幣に黄銅が多いのはこの名残といえます。また、材質の許容範囲が広いのもそのためです。当初は国会議事堂柄の穴なし貨でしたが、1円黄銅貨との区別を容易にするため、また材料の節約のために穴ありとなりました。
基本データ
発行
1948/10/25〜1949/09/14
大きさ
22 mm
刻み
あり
形状
円形
重さ
4.0 g
素材
銅 60~70%、亜鉛 40~30%
有無効
有効
表図柄
国会議事堂
裏図柄
桜花、鶏
ルーラーの表示
うら