文鉄・お札とコインの資料館

本文へジャンプします

貨幣収集はじめよう!


※おことわり:このページでは特に記載のない場合を除き"貨幣"という単語は紙幣も含みます。


「貨幣収集ってなんだろう」って思った事はありませんか?古銭(こせん:古いお金のこと)をあつめるという趣味はなくても、古銭屋に並んでいる紙幣や貨幣を眺めた事があるという方も多いのでは?また、古銭を趣味にしてみたいけれど、何からはじめたらいいかわからない。そういう方も多いと思います。迷っていたり、少しでも興味があるなら、貨幣収集初めて見ませんか?お金からその時代が歩んできた歴史が見れる!

一丸に貨幣趣味といっても鉄道趣味が電車にひたすら乗る「乗り鉄」、写真をひたすら撮る「撮り鉄」と分かれているように収集するということは変わらないものの、貨幣趣味も様々です。貨幣収集には大きく分けて
  • 日本の貨幣
  • 日本の紙幣
  • 海外の貨幣
  • 海外の紙幣
  • 金貨・銀貨専門
  • 永楽通宝や寛永通宝などの銅銭
  • およびこれらの混合
に、分けられると思います。ここでは、日本の貨幣・紙幣から収集をはじめるものとして解説して行きます。

まずは身近なものから


あなたが一番好きな現行(今発行されているお金)紙幣・貨幣はなんですか?ギザ10や自分が生まれた年のコイン?それとも1000円札や2000円札?それからだって立派なコレクション。きれいでなくても多少傷があっても、自分のお気に入りならそれがコレクション。貨幣収集のはじまりです!

収集していくにつれ、過去にどのような貨幣・紙幣が発行されたのか、「みちしるべ」となるものが必要になります。そこでおすすめはこちらです。

このカタログには過去から現在まで発行した 日本銀行券日本の貨幣はちろんのこと、永楽通宝や寛永通宝などの銅銭や政府紙幣旧外地通貨満洲中央銀行券軍用手票なども載っており、まさに日本の貨幣収集の"みちしるべ"です。

どこで手に入れる?


古銭商もいろいろあります。まだちょっと入りづらい...そういうときは百貨店にある古銭商はどうでしょうか。東京であれば大丸東京店東武百貨店池袋店などにありますし、近畿地方であれば近鉄百貨店四日市店あべのハルカス近鉄本店などの中にあります。以前は多くの百貨店にあったのですが、徐々に少なくなってきてしまいました。このほかの古銭商も日本貨幣商協同組合に加盟しているお店であれば、先にご紹介した「貨幣カタログ」の巻末に掲載されています。参考にしてください。

また、現在発行されている記念貨幣や外貨(ただし紙幣に限る)は銀行や一部の郵便局でも両替ができます。ただしこれらの場合収集目的で営業しているわけではないので必ずしも収集に向いた状態のものが出てくるとは限りません。

保存しよう


最近では少なくなってきましたが、写真を現像すると毀損したり汚損したりしないようにアルバムに保存しますよね?紙幣や貨幣にもおなじようなグッズがあります。古銭商ではほぼ必ず売っています。また、どれを選んだかわからない場合でも古銭商販売員に尋ねれば丁寧に回答してくれると思います。私は以下のようなグッズを利用しています

"コインホルダー"と"コインアルバム"を使用して貨幣を保存しています。コインホルダーは外側が厚紙、透明窓部分がプラスチックでできており、コインが汚れるのを防いだり、外側の余白部分にメモを書いたりする事ができます。アルバムを使用して年代別や国、額面別に分ける事ができます。


"紙幣アルバム"を使用して紙幣を保存しています。アルバムに保存する事によってうっかり折ってしまったり日焼けや破れを防ぐことができます。

企画展 「円」その歴史と日本社会のあゆみ





© 2001-2024 Wada Akina. All rights reserved.