文鉄・お札とコインの資料館

本文へジャンプします
中華民国臨時政府(北京)国旗

在外通貨

[掲載している紙幣・貨幣について]

支那事変時、中華民国(現在は中華人民共和国の領土下)の実効地域内各地で名目上は中華民国から独立していますが、あたかも操り人形のように、大日本帝国がその地域を支配できる政権・国家を作りました。それらの地域内で、中華民国の通貨及び日本(朝鮮や台湾を含む)の通貨、満州国の通貨と分離した通貨をそれぞれ作りました。しかしながらこれらの通貨は貨幣価値の裏付けがないものであり、戦局悪化により通貨発行量が増大したため破滅的なインフレーションが発生し、印刷や貨幣の質が徐々に悪化していきました。1945年の大日本帝国敗戦によりこれら傀儡政権は消滅しました。なお、満州国通貨海外通貨でご紹介しています。




企画展 「円」その歴史と日本社会のあゆみ





© 2001-2024 Wada Akina. All rights reserved.