文鉄・お札とコインの資料館

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お札とコインの資料館ストーリー





●はじまりは10円貨幣と2000円紙幣 (2004年3月)


    「お札とコインの資料館」は2005年、財布の中に入っていた10円貨幣と2000円紙幣から始まりました。当時から古銭については興味があり、さまざまなウェブサイトに刺激を受けながら「自分でもやってみよう」と思ったのが始まりでした。お札とコインの資料館というサイト名は小学生であっても直感的にわかりやすいこと、当時インターネットイエローページとして最大手であった「Yahoo!カテゴリ検索」が50音順であったことから登録を見越し、50音順で最初の方にくることから名称として用いました。
    初期の「お札とコインの資料館」 :
    開設当初しばらくの間は日本の貨幣・紙幣・政府紙幣を取り扱い、一時期百貨店やGMSなどの各社商品券も取り扱いました。

    8月末には当時運営していた「Buntetsu Online」「Buntetsu Fluter Online」が登録されていない中、唯一お札とコインの資料館が「Yahoo!カテゴリ検索」に登録されました。9月にはBuntetsu OnlineおよびBuntetsu Fluter Onlineの1月当たりのアクセス数の倍以上のアクセスをいただくようになりました。

●海外紙幣などの拡充を開始 (2014年〜)


    2014年5月より海外紙幣・旧外地通貨を、9月からは軍用手票の取り扱いを開始しました。また日本の記念貨幣の収集も進め、資料数は徐々に増加していきました。

    7月にはウェブサイト名を「お札とコインの資料館」から現在の「文鉄・お札とコインの資料館」に変更します。これにはBuntetsu Onlineや文祐ソフトウェアの運営を終了していく中で唯一存続する文鉄のウェブサイトであるということをあらわし、運営を続けていく決意表明でもありました。

    9月には現在も使用している文鉄・お札とコインの資料館のロゴを新規に作成しました(2016年8月にロゴタイプのフォントを変更しています)。このロゴは日本の和同開珎から始まる*貨幣が歴史というレールと共に歩んできたシーンを表現し、さらにレールと合わせることによって「文鉄」が鉄道情報サイトが発祥であるということ、デザインを三角形とすることにより文鉄のロゴマークとの一体性を表現しました。カラーとして使用した空色は無限に広がる空は未来を映すスクリーンであること、文鉄のロゴに橙を用いていたためおおむね反対色であること、文鉄のロゴの橙は太陽をイメージしていたため、それに対して空や海など天と地を表せることから用いました。レールの先をグラデーションにすることにより人々の生活の中で貨幣というシステムが自然発生であることを表現しました。
    ※日本のいわゆる穴銭の始まりについては諸説あります。
    文鉄・お札とコインの資料館ロゴ :
    文鉄ロゴ :

    2015年からはテレビ番組にて文鉄・お札とコインの資料館のコンテンツを用いていただけるようになり、以降インターネットニュースサイト、書籍や大学入試模擬試験などへも用いていただき、さまざまなコンテンツに「文鉄・お札とコインの資料館」という名前を表示していただけるようになりました。

●さらなる飛躍を目指して (2016年〜)


    2016年以降文鉄・お札とコインの資料館は将来的に博物館への移行を目指し、博物館法に沿った運営を目指すようにしました。まず、博物館法第三条に定義されている内容として「資料館通信」の発行を開始しました。当初は月刊で発行していましたが現在では季刊とし、2022年4月現在では通算25号発行しています。
    さまざまな資料館通信 :
    2018年よりチャイルド&ユース・ファイナンス・インターナショナルが主催していた国際的な金融教育啓発活動である「グローバルマネーウィーク」に博物館枠で参加しています。このイベントは2020年より経済協力開発機構が主催に変わり、日本では日本銀行や金融庁などの団体とともに現在でも参加し続けています。2020年3月からはこれまで収集した紙幣や貨幣の中から、より興味をひいていただけるように特定のテーマに沿って1ページ内にまとめた「企画展」を開始しました。
    行ってきた企画展(バナー) :
    2005年にわずか10円貨幣と2000円紙幣の2つの資料から始まった文鉄・お札とコインの資料館はさまざまなご支援をいただき、現在では257国と地域、2,034点(2022年02月23日現在)の資料を有するようになりました。今後もさまざまな活動によって世界各国のお札とコインの紹介とそれから通ずるさらなる文化の発展・交流への貢献をしていきます。




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