100円券
終戦から4年たってもインフレーションは止まらず、GHQはひたすら赤字を垂れ流す日本の財政に憂慮し、当時デトロイト銀行の頭取ジョゼフ・ドッジが来日し緊急経済政策「ドッジライン」が実施され、ようやくインフレーションは終結し、物価変動がようやく落ち着きます。経済が安定した頃、A号券の偽造と思われる紙幣が目立つようになり、品質も銀行券に相応しいものとしたB号券が発行されることになりました。当時は肖像や図柄もGHQの認可が必要でした。
基本データ
発行
1953/12/01
大きさ
148 mm x 76 mm
有無効
有効
ルーラーの表示
おもて(後期発行(紙色が乳白色))
うら(前期発行(紙色がクリーム色))
うら(後期発行(紙色が乳白色))
おもての肖像
板垣退助
板垣退助
明治時代の政治家で当時の人民差別などの撤廃を求めた「自由民権運動」の主導者
うらの図柄
国会議事堂